小学校入学を迎えた新一年生に「努力する大切さを教える」入学式

直接私が体験したことではないのですが、数年前、偶然見たテレビのニュースでこんなユニークな入学式を行う小学校の紹介があったことを覚えております。北九州市の門司市のとある小学校の入学式の中で、なんとその学校の校長が、小学校入学を迎えた新一年生や父兄たちの前で縄跳びを披露していたのです。みんなからの拍手喝采に気を良くしたのか、校長はさらに後ろ二重跳びまでも披露していたのです。

学校の入学式といえば、シーンとした体育館などの中で厳かに行うのが常だと思われるのですが、その普通を覆したなんともユニークな式が、今でも忘れられずに記憶に残っています。しかも、校長のみならず、数人の先生方が次々とけん玉やリフティング、ギターの演奏などを披露していくのにも驚きでした。当然のことながら、子供たちからは大きな拍手が起こっていました。

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こうした一芸を入学式で見せるにはもちろん教育的なねらいがあり、「努力し続ける大切さ」を子供たちに伝え、「何かの名人になれるように頑張ろう」ということを訴えるために、数年前から入学式で披露しているそうなのです。小学校入学を迎えたばかりの新一年生に、難しい言葉でではなく、こんな素敵なメッセージ性のある芸で伝えるこの小学校の素晴らしさは今も忘れられません。

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